近年の水不足について
羽鳥ダムの満水時の有効貯水量(約2,600万m3) に対し、年間総取水量(約3,400万m3)であるため、不足の800万m3(通常通水において約26日分の水量)については梅雨時期の降雨による貯水量回復がなければ、かんがい期間すべてに通水することができません。
近年の天候を鑑みると降雨による貯水の回復が期待できないため、降雨による回復がないと想定したうえで通水計画をしています。
近年の天候を鑑みると降雨による貯水の回復が期待できないため、降雨による回復がないと想定したうえで通水計画をしています。
貯水状況
満 | 現在 | 前日増減 | 満水差 | 前年差 | |
---|---|---|---|---|---|
貯水位 [EL.m] |
686.00 | 670.83 | ▲ 0.13 | ▲ 15.17 | ▲ 4.98 |
有効貯水量 [103m3] |
25,951 | 4,312 | ▲ 115 | ▲ 21,639 | ▲ 5,129 |
貯水率 [%] |
100.00 | 16.62 | ▲ 0.44 P | ▲ 83.38 P | ▲ 19.76 P |
諸元
所在地 | 福島県岩瀬郡天栄村大字羽鳥 |
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河川名 | 一級河川阿賀野川水系 鶴沼川 |
目 的 | 農業用水 |
形 式 | 中心遮水型ゾーン型フィルダム |
堤 高 | 37.1m |
堤 長 | 169.5m |
堤体積 | 318千m3 |
満水面積 | 2.01km2 |
満水位 | 686.00EL.m |
最低水位 | 664.00EL.m |
総貯水量 | 27,321千m3 |
有効貯水量 | 25,951千m3 |
かんがい取水量(年間総量) | 32,500千m3 |
写真と図面
「ダム湖百選」にも選ばれた壮大な景観を誇る人工湖。土堰堤のダムとしては、湛水面積と総貯水容量において日本一の規模を持つ(2010年10月現在)。莫大な費用と長い歳月、そして多くの犠牲の上に羽鳥疏水が存在していることを忘れてはならない。