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管理施設

矢吹原土地改良区の基幹施設

本土地改良区の基幹施設は、幹線用水路、日和田頭首工、隈戸揚水機場などがあります。これらは大規模国営開墾計画が根幹となり、昭和16年以降、国営事業として実施に移され、昭和39年9月国営開拓建設事業所が閉所されるまでに完成しました。

このうち昭和40年4月に導水幹線水路その他の付帯施設並びに昭和45年2月に日和田頭首工が矢吹原土地改良区に管理委託されています。

基幹施設は、完成から約半世紀の歳月を経て老朽化が進んでいましたが、前述したように国営隈戸川土地改良事業が施工され、現在では新しく生まれ変わり、効率的かつ統合的に広大な地域へ用水を供給するために運転されています。



1.幹線用水路

幹線用水路のパイプライン化
幹線用水路のパイプライン化

主な幹線用水路を補修し通水を潤滑にするためにパイプライン化。これにより漏水を防ぎ、水路を流れるゴミ等の量が大幅に減少したことで通水管理の効率が上がった。パイプの直径は場所によって異なるが最大で約2.6メートルであり、その全長は約18キロメートルに及んでいる。



2.日和田頭首工

日和田頭首工
日和田頭首工
日和田頭首工

白河市大信下新城にある用水施設。隈戸川から毎秒9立方メートルの水を取水している。改修前より2キロメートルほど上流に建設され、高低差を利用してより円滑な送水を可能になった。また、全施設に共通しているが、魚道の設置など生体系、自然環境への配慮、調和についても充分な配慮がなされている。


  日和田頭首工の役割

   羽鳥ダムから取水し隈戸川に流した水を頭首工でキャッチして幹線用水路へ送っている。



3.隈戸揚水機場

隈戸揚水機場
隈戸揚水機場
隈戸揚水機場

矢吹町の滝八幡にある揚水施設。通水時には毎秒0.6立方メートルの水を最高約40メートルまでポンプアップし、広範囲に水を供給する重要な施設である。三十三観音に程近い場所に位置するため、自然と景観に十分考慮した美しい設計の施設となっている。


  隈戸揚水機場の役割

   日和田頭首工からの供給が足りない場合に矢吹町の一部、鏡石町、須賀川市の田へ補給する。



4.中央管理所

隈戸揚水機場
中央管理所

最新鋭の通信機器と電算装置からなり、ほとんどの分水工や用水施設を遠隔操作し、一括管理を行う中央管理施設。以前よりも迅速かつ精密な通水調整が可能になった。しかし、管理の徹底により、職員が24時間体制で管理することもある。



5.踏瀬調圧水槽

踏瀬調圧水槽
踏瀬調圧水槽

踏瀬調圧水槽

○下流側で分水量が増→フロート弁が開く→調圧水槽に流入
 ○下流側で分水量が減→フロート弁が閉る→調圧水槽への流入が止まる


  踏瀬調圧水槽の役割

調圧水槽内の水位変化に連動する「フロート式制御弁」の開閉により流量を制御するとともに、水位・水圧を適正範囲内に確実に制御する。



6.大池西合流工(大池西クレスト)

大池西クレスト
大池西合流工
大池西合流工

オーバーフロート型スタンドであり、幹線用水路からの送水量は一次水槽に流入し、越流壁を介して二次水槽に流入する。隈戸送水路からの送水量は二次水槽に直接流入し、日和田頭首工からの水と隈戸揚水機場からの水が合流することから合流工と呼ばれる。



7.鏡石第1分水工(久来石クレスト)

久来石クレスト
鏡石第1分水工
鏡石第1分水工

オーバーフロート型スタンドであり、幹線用水路からの送水量は一次水槽に流入し、越流壁を介して二次水槽に流入する。


用水系統 模式図

施設位置図



※ 関係機関の方がこちらを参考に事業を計画するのはご遠慮ください。
  施設詳細について正確な位置等を保障するものではありません。


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