〒969-0222 福島県西白河郡矢吹町八幡町409-1 TEL:0248-42-3121 FAX:0248-42-3122

概要組合員羽鳥地域スタッフ

    ・用水管理 ・太陽光発電 ・財務状況

矢吹原土地改良区

『土地改良区』とは?

農業生産を行う上で欠かせないさまざまな土地改良施設(用水路・ため池など)の整備・管理や、農地の整備等を目的として設立された農家の人たちの組織です。また、これらの施設には、洪水や土砂崩れから地域を守ったり、作物を作ったりするだけでなく、自然環境や美しいふるさとの風景を守る効果もあります。

『土地改良区』のしていることは?

農業に必要な用水を確保するための水源の確保や、用水路の整備・管理、農地や地域の雨水、集落からの排水等を排除するための排水路の整備・管理を行うとともに、水田や畑の整備等を行っています。土地改良区は豊かで住みよいふるさとの環境を育んでいるこのような資源を大切に守り育て、地域に住んでいる人たち皆の協力を得ながら、活動していきたいと思っております。そして、大切な国民の財産ともいえる農地や農業用水を守り育て、豊かな地域資源を次世代に引き継ぐ役割を担っているのです。

矢吹原土地改良区の特徴

矢吹原土地改良区は福島県でも有数の大規模な土地改良区であり、その組合員数は2,112人、受益地面積は約1,489ha(平成27年現在)に上っています。

そして、その範囲は福島県中通り南部の阿武隈川とその支流釈迦堂川(上流は隈戸川)に挟まれた多数の小丘陵平坦な地帯で、白河市大信地区、西白河郡泉崎村、同矢吹町、岩瀬郡鏡石町、須賀川市の2市2町1村にまたがる広大な地域です。

また、平成5年に始まった国営隈戸川農業水利事業が、平成22年に竣工を迎えました。この大規模な事業により、老朽化した施設が改修され、維持管理の効率化とさらなる用水の安定供給が実現されることとなりました。

わたしたちは、この広大な地域の農業を支援する存在として、自覚と責任を有し、農家の皆様がよりよい環境で農業を営むことができるように、日々努力していきたいと考えております。

名称 矢吹原土地改良区
住所 福島県西白河郡矢吹町八幡町409-1
電話番号 0248-42-3121(事務所)
0248-29-8731(用排水関係直通)
FAX番号 0248-42-3122
設立年月日 昭和30年11月26日
組合員数 2,112人(平成23年4月現在)
組織 理事:15名、監事: 3名、総代:48名
関係市町村 須賀川市、白河市、鏡石町、泉崎村、 矢吹町
受益面積 約1,489ha
国営事業
の総工事費
320億円

矢吹原土地改良区の受益地の一部

矢吹町 鏡町町
矢吹町 鏡石町
矢吹原土地改良区の受益水田 矢吹原土地改良区の受益水田
矢吹原土地改良区の受益水田 矢吹原土地改良区の受益水田

矢吹原土地改良区の仕事

羽鳥ダムを水源にして、国営土地改良事業、団体営事業、農業協同組合で施工された開田へのかんがいを行い、大切な羽鳥疏水の維持に努めています。用水の管理だけでなく、それに伴う用水施設の管理、補修等も行っています。

また、農業基盤整備などにより農業生産性の向上、農業構造の改善についても矢吹原土地改良区の重要な仕事です。

近年では21世紀土地改良区創造運動により、改良区の地域での役割農業および農環境の大切さをPRすると共に、次の世代の子供たちに引き継いでいけるよう活動しています。

矢吹原土地改良区の章
区章
矢吹原土地改良区の章(しるし)"ヤ"を変形させたもの

矢吹原土地改良区の沿革

昭和16年 矢吹町、中畑村、川崎村、信夫村、鏡石村、浜田村、須賀川町に開墾整理組合の設立が認可されました。
昭和19年 国営事業による基幹事業の進展に伴い、従来の各市町村の各耕地整理組合を統合し、矢吹原開墾耕地整理組合連合会が発足しました。
昭和27年 土地改良法が制定されたことにより、開墾整理組合は矢吹原土地改良連合に組織変更となりました。
昭和30年 羽鳥ダムの完成による用水確保の見通しを得て開田事業に着手し、より体制を強化するため、矢吹原土地改良区連合会を解散し、“矢吹原土地改良区”が設立されました。

矢吹原土地改良区の基幹施設

本土地改良区の基幹施設は、幹線用水路、日和田頭首工、隈戸揚水機場などがあります。これらは大規模国営開墾計画が根幹となり、昭和16年以降、国営事業として実施に移され、昭和39年9月国営開拓建設事業所が閉所されるまでに完成しました。
  このうち昭和40年4月に導水幹線水路その他の付帯施設並びに昭和45年2月に日和田頭首工が矢吹原土地改良区に管理委託されています。
  基幹施設は、完成から約半世紀の歳月を経て老朽化が進んでいましたが、前述したように国営隈戸川土地改良事業が施工され、現在では新しく生まれ変わり、効率的かつ統合的に広大な地域へ用水を供給するために運転されています。

<新しく再生された矢吹原土地改良区の施設ご紹介>

羽鳥ダム
1.羽鳥ダム

「ダム湖百選」にも選ばれた壮大な景観を誇る人工湖。土堰堤のダムとしては、湛水面積と総貯水容量において日本一の規模を持つ(2010年10月現在)。莫大な費用と長い歳月、そして多くの犠牲の上に羽鳥疏水が存在していることを忘れてはならない。

羽鳥ダム取水口
2.羽鳥ダム取水口

羽鳥ダムに貯水された水を取水し。パイプラインを通して隈戸川へ送水するための施設。最大で毎秒約10立方メートルの水を取水できる。水位に合わせて上下し、湖面付近の温かい水を取水できる仕組みになっている。

幹線用水路のパイプライン化
3.幹線用水路のパイプライン化

主な幹線用水路を補修し通水を潤滑にするためにパイプライン化。これにより漏水を防ぎ、水路を流れるゴミ等の量が大幅に減少したことで通水管理の効率が上がった。パイプの直径は場所によって異なるが最大で約2.6メートルであり、その全長は約18キロメートルに及んでいる。

日和田頭首工
4.日和田頭首工

白河市大信下新城にある用水施設。隈戸川から毎秒9立方メートルの水を取水している。改修前より2キロメートルほど上流に建設され、高低差を利用してより円滑な送水を可能になった。また、全施設に共通しているが、魚道の設置など生体系、自然環境への配慮、調和についても充分な配慮がなされている。

隈戸揚水機場
5.隈戸揚水機場

矢吹町の滝八幡にある揚水施設。通水時には毎秒0.6立方メートルの水を最高約40メートルまでポンプアップし、広範囲に水を供給する重要な施設である。三十三観音に程近い場所に位置するため、自然と景観に十分考慮した美しい設計の施設となっている。

中央管理所
6.中央管理所

最新鋭の通信機器と電算装置からなり、ほとんどの分水工や用水施設を遠隔操作し、一括管理を行う中央管理施設。以前よりも迅速かつ精密な通水調整が可能になった。しかし、管理の徹底により、職員が24時間体制で管理することもある。